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ぴあ×後藤の描き方プロセス
2020年09月13日
ぴあ×後藤喜一のリリースが出てTwitterのTLが賑わっています。
主人公・泉野明の上司であり、特車二課第二小隊を率いる隊長・後藤喜一。果たして彼は見た目通りの昼行燈なのか、それともカミソリばりの切れ者なのか……、彼の軌跡を大解剖した本書にぜひご期待ください。
そこで、後藤の描き方プロセスをご紹介。
線画です。ラフに紙をあててトレスしながら線を煮詰めて3稿目くらい。
先ず水彩紙Archeの極細にトレスして木製パネルに張ります。
ダブルトレペとマスキングテープでマスキングして紺色の部分だけ塗ります。
紺の部分だけ塗った後、更にオレンジのを塗るために再度周囲をマスキング。
オレンジを塗り終わりました。
マスキングをするのは塗りむらを作らないためです。
たっぷり水を含ませた刷毛で全体を塗らしてから､大きな筆で絵の具をのせていきます。
マスキングを剥がすまでは、はみ出しが無いかちょっとドキドキ。
顔やサンダル袖の裏などを塗り進めます。
この先細部をざっくり塗り終わったところで、もう一度画面をぬらします。
大事な小物、たばこの煙をぼかすためです。
今時たばこはどうなんだ？とラフの段階でぴあ編集部にあらかじめ問い合わせたところ、
「後藤であれば問題ない」とのことでした。
画面がすっかり乾いたらハイライトとサインを入れて完成です。
「ぴあ×後藤喜一｣の詳しい情報はこちら。
TUTAYAのみ予約特典で野明のクリアファイルが付きます。
この作業中の大失敗については以下ブログの方で事の顛末を書きます。
「後藤であれば問題ない」
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