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| <魔が差したってやつ?> Date : 2001.10.04 | |
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暑くもない、寒くもない、おひさまは柔らかく照って、金木犀が香る昼下がり‥‥、あたし、そよ風に誘われてお外のの日溜まりに吸い込まれるように、窓から飛び降りてしまったんです‥‥‥‥‥。 外は怖かったです。でも必死の形相で追いかけてくる、あたしの食事係もこわかった。それに、あたしを閉め出して気が付かず窓を閉めるなんて、やっぱり許せないんだわ。 猫が行方不明─飼い主の身にもなってくれぃ─ by高田 いつもなら、もっと早くに気付くはずなのに、いつからいなくなったのかわからない。そう言えば、昨日の晩、鯛のお刺身を食べたとき、絶対に擦り寄ってくるはずのヨモが来なかった。この時異変に気が付かず、それどころか「ラッキッ!全部喰っちゃうよっ!!」とケロッと食べてしまったのは、本当に私らしくない。 もともとおとなしい猫がいつから消えたのか記憶を辿っていくのは、不思議な心の迷路をさまようような感覚。1階の窓を開け放して換気しつつ、2階で打ち合わせした時以来、見かけていないのに気づいたのは、もう丸1日たってからのことだった。 家のなかにはいないことを確認すると、しばらくは途方に暮れていたのだけれど、気を取り直して、家のまわりを名前を呼びながら歩く。すでに時間は午後10時半。 金木犀の香りの中、私の声は闇に吸い込まれていく。出逢う人々も、夜の薄いモヤのなかに夢で会っているような非現実感。街路灯の下で縄跳びをする人、物陰でホタルのようなタバコをくゆらす人。 やがて、闇の中から2度3度小さく返事が聞こえる。そちらのほうへ行って探しても姿はすでにない。あきらめ て家に戻ると、30分おきくらいに外で小さな声でなくものの、呼べどさっぱり姿は見せず、見かければ遠くのブロック塀の上、塀を伝って、あるいは先回りして追いかけていっても、恐るべき身軽さで逃げる、その繰り返し。もう真夜中、よぶのはやめ、ただただ近所を歩いてまわる幾度めかの捜索で、ようやく接近に成功。しばらく、手は届かず姿が見える範囲でそおっと声をかけていたら、おずおずと向こうから寄ってきました。 午前1時捕獲成功‥‥‥約3時間の攻防戦だった。つかまえたら暴れるかとおも っていたけれど、家まではおとなしく、くったりと抱かれているヨモ。帰ると水をひたすら飲み、なき、そして餌には手を付けず、昏々と眠っている。いつもは白い手足の先は泥に汚れ、目やにいっぱいで鼻先にも汚れが付いて、夏の展覧会に飾った白い猫の絵とはほど遠い姿になっている。 私もブロック塀によじ登ったり、飛び降りたり、家と塀の隙間のジャングルをくぐり抜けたりしたものだから、擦り傷と泥だらけ。ようやくお風呂に浸かって、長い心理戦の疲れを癒す。心のエネルギーを使ってしまったら、もうその日は絵を描けないので、ちっとも眠くないのに、布団に入ってリセットをかける。 これが、先週の私にとっての大事件。人には笑い事、そして当事者には悲劇。家の中でだけ飼っている猫が外で過ごした恐怖の一夜を、ヨモ日記に書こうと思ったけれど、想像を超えてしまって、どうしても書けない。毛づくろいが趣味のようなヨモの汚れきった姿で外のきびしさを伺うのみ。 |
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| <夢に出て・・・> Date : 2000.04.12 | |
タイワンだかなんだか知らないけど、私をほっておいて留守にするなんて許せないっ。 というわけで、私のしもべが帰ってきたときは思いきり無視してやったけど、やっぱり、 ついつい甘い声で缶詰をおねだりしちゃうの。なんか不満‥‥‥ それはそうと、いくら面白いように毛が抜けるからと言ってスリッカーで毛をこすり続けるのか止めて欲しいもんだわ。 言ってもきかないから夢にでて警告してやるぅ。 (されました、因幡の白兎みたいになったヨモにゴメンって謝る夢 by 高田) |
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