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<高田さん出演 ラジオ『ANIME MAGIC』> Date : 2000.04.05

5月28日(日) 20:00〜
FMやまと MAGIC FM 77.7MHz
アニメ・コミック・ゲーム・ラジドラ番組 『ANIME MAGIC』


熊谷さん
キャラクターデザイナーとして、またイラストレーターとして、ご活躍されています高田先生明美先生にお話をお伺いいたします。
先生、よろしくおねがいいたします。
高田先生
宜しくお願いします。
熊谷さん
先生の作品の中で、クリィミーマミも好きなんですが、ファンシーララも好きでした。
高田先生
あ、ありがとうございます。
熊谷さん
今日はじめてお会いするんですが、先生とてもチャーミングな方で、お声もかわいいですよね。皆さんにそういわれませんか?
高田先生
タクシーの運転手さんに「なにやってるの?」って聞かれて、
「絵描いてるんですよ、アニメーションのデザインとか」
「へー、で何の役やってるの?」
「いや、絵を描いているんですけど・・。」
って会話をした事がありますね。
熊谷さん+高田先生
(笑)
熊谷さん
渋谷パルコパート1の地下のロゴスギャラリーで、只今スタジオぴえろアニメフェア2000、高田先生明美先生の個展が開かれていますが、ご覧になられていかがですか。
高田先生
あ、まだセットアップが済んだ会場は見ていないんですけれども、
何にも飾り付けする前のところで一回見て、そこに絵をどう言う風に飾るかとかを相談したので、 大体イメージは分かるんですけど・・・
まだ見てないんです。
熊谷さん
先ほど私ちょっと見てきたのですけれども、
イメージラフのスケッチ、原画が展示されていた「新・クリィミーマミ」、この辺が気になるのですが、来年の春頃に、この人気アニメ「クリィミーマミ」が新たに新作として、放映されるそうですが。このお話を伺った時、どんなお気持ちでした?
高田先生
う〜ん。そうですね。
私としては、マミを描かなかった年はなくて、何らかの形で毎年新しいマミを書いていたので、ま、ず〜っと私の中で継続していた作品と言う感じがあったんですけど。
新・クリィミーマミっていうことなんで、あ、第2幕が開くんだなと言う感じを受けました。
熊谷さん
前作のクリィミーマミと新・クリィミーマミでは、同じキャラクターは登場するのでしょうか、それとも全く違ったキャラクターになるんでしょうか。
高田先生
マミのデザインは、基本的に私の絵が変わっただけでデザイン自体は変わっていません。
ただ、私の絵自体がどんどんどんどん変わっていきますので、そう言う変化としてはあるんですけど、マミは同じ。
それで、それ以外は新キャラクターになります。
主役の女の子から、怪しいライバルまで描いています。
熊谷さん
うわぁ。とっても楽しみです。
高田先生先生は、沢山のキャラクターデザインを手がけられていますが、そのアイディアは、どこからやってくるのでしょうか?
また、どのように描かれるのでしょうか?
高田先生
そうですね。
主人公と脇のキャラクターは、ぜんぜん作り方が違うんです。
主人公のキャラクターは、女の子だと、自分の分身に近いようなところがありますね。
男のキャラクターっているのは自分の「好み」とか「憧れ」とかそう言う「対象」になる部分と、自分の「内面」にあるものと、両方を持っていると言う感じですね。
クリィミーマミみたいなアイドル系になると、やっぱりキャラクターのアイドル性が必要になるので、今どんなものが流行っているのかな?とか「ばーっ」と見回したりしますけれども、誰か特定の人を描くのではなくて、時代の空気を入れると言う感じです。
熊谷さん
ストーリーとかは?
高田先生
もちろんストーリーを読みながら、イメージを膨らませて描きます。
でも、私のところに回ってくる時点では、シナリオになっていなくて、『主人公の性格』とか言って2行ぐらいだーっと書いてあるだけなんですよ。
熊谷さん
キャラクターデザインや、イラストレーションをお仕事にしようと目指された最初のきっかけは何でしたか?
高田先生
親に「マンガ家になりたい」と言ったら、
「マンガ家か〜。なれるかどうか分からないけどね〜。とりあえず美大行けば?」
と言われたんで、美大に行ったんですが、大学にいる間に、自分はお話が書けないんだということが分かって(笑)。じゃあ、デザインをしようと思って勉強してたんですが、縁があって「タツノコプロ」のキャラクターデザイン室に入れることになっちゃったんで、そのまま自然にたららっとキャラクターデザイナーになったわけです。
熊谷さん
高田先生明美先生のようなお仕事をしたいと思っている人、目指している人にここで一言、アドバイスをお願いいたします。
高田先生
そうですね。
結局、自分の中にあるものしか作品には出てきませんから、自分の中身を精一杯肥やす・・・肥やすって言うとちょっと言葉が変なんですけど、自分の精神に沢山栄養をあげてください。で、アニメを見てアニメを作るって事はあり得ないので、生のもの、自然であるとか、人間関係とか、自分の中に一次情報をどんどんストックしていって欲しいと思います。
熊谷さん
思い出深い作品や、エピソードがありましたらお聞かせ下さい。
高田先生
最初のテレビシリーズで、原作ナシで一から作り上げた「クリィミーマミ」は、やっぱり思い出深いですね。
エピソードは、いっぱいあるのでどれがいいかな・・・。
最後のコンサートの所では、服をいっぱい描いて、さらにその服に変化を付けたりとか、作業量がいっぱいあったからよく覚えてます。(笑)
熊谷さん
では、ここで、高田先生先生がキャラクターデザインされたアニメ作品から、曲をお送りしたいと思います。今もお話のありました、「クリィミーマミ」の中から、選んでいただきました。先生から、曲のご紹介をお願いします。
高田先生
はい。えーと。
最初のオープニング曲の「デリケートに好きして」太田貴子さんの曲です。
聞いてちょ。

★デリケートに好きして 太田貴子★

熊谷さん
「魔法の天使クリィミーマミ」より
オープニング「デリケートに好きして」太田貴子さん
聞いていただきました。
先生とても懐かしいですね。
高田先生
そうですね。
でも、男の人としては、
好きか嫌いで普通がないって言われると辛いもんがありますよね。(笑)
普通の部分が多くないと(笑)
熊谷さん
(笑)では、
これから後半戦と言うことで、お話をお伺いしたいと思います。
リスナーの皆さんからFAXなどで質問を戴いていますので、そちらを読ませていただきます。
チルチルさんからのメッセージ
高田先生先生。小学生の時からずっとクリィミーマミを見ています。 近頃新しいクリィミーマミが始まるうわさを聞きましたが。 これからも頑張ってください
高田先生
ありがとうございます。頑張ります。
サッチーさんからのメッセージ
挿絵を描く時などに、一番大切なことはなんでしょうか
高田先生
サッチーさんですか?すごいですね。
あ、えーと。挿絵ならば小説を読むことですね。
読まないで描いたらいけませんよね。
ただ、絵を描くっていることを全体に広げるなら、自分が描きたいって言う気持ちが一番大切なんじゃないでしょうか。
だから私も、やる気がしないときは、もう、さっさと寝ます。(笑)
熊谷さん
(笑)と、言うことだそうです。
では、次のお便りです。
ナカジマリュウキ(?)さんからのメッセージ
高田先生先生と言えば、キャラクターデザインの大御所ではありませんか
高田先生
げげっ!←高田先生さんの悲鳴
ナカジマリュウキ(?)さんからのメッセージ
「うる星やつら」「クリィミーマミ」「パトレイバー」と、日本のアニメーションをリードしてきた作品にキャラクターデザインの色を添えてもう最高!!
その中で、小説「永遠のフィレーナ」のイラストは大好きでした。
雑誌で先生のイラスト付きサイン色紙を見たとき、猫のマークみたいなものがあったような気がします。
先生は猫がお好きですか?
熊谷さん
との事なんですが?
高田先生
私は、動物が好きなんですね。
猫は家の中で飼っていますので、身近な動物って言う感じです。
外には犬がいて、たまに馬に乗りに行きます。
熊谷さん
乗馬もされるんですか?
ちなみに、猫と犬のお名前は?
高田先生
猫が『ヨモ』で、犬が『イネ』です。
ホームページのほうでも紹介していますので是非見てください。
熊谷さん
引き続き、FAXです。
ナカジマリュウキ(?)さんからのメッセージ
6月3日に公開される映画「人狼」。この前売り限定エンブレムについておうかがいします。
エンブレムは高田先生先生がデザインされたと聞きましたが、普段デザインされる『キャラクター』とは違うので、 どうしてデザインされたのかな?と思ったのですが。
高田先生
私もキャラクターの絵ばっかり描いているのではなくて、大学ではデザインの勉強をしましたし、油絵も10年間毎日曜日に習ったりしましたので、いろんな絵を描いているんです。資料もいっぱい持ってますし。
『人狼』は、押井さんが、昔実写で作った映画「紅い眼鏡」が原点になった作品なんです。「紅い眼鏡」は、それはもう予算がない映画で、みんなで手弁当でやっていたんですけれども、私も押井さんと知り合いでしたので、「何か手伝うよ」って言う話になって、
「じゃあエンブレムのデザイン高田先生ちゃん頼むよ」
「はい。わかりました。」って描いたわけです。ずっと昔なんですけれどもね。
西洋の紋章集やエンブレムデザインの資料から、色々あわせてケルベロスのエンブレムをデザインしました。
熊谷さん
ありがとうございました。
アニメマジックでは、コミック・ゲーム・アニメに関する情報をお送りしているのですが、 昔の作品、そして今の作品の中で、はまっているものがありましたらここで教えてください。
高田先生
昔の作品なら、「科学忍者隊ガッチャマン」が好きで、それがきっかけでタツノコプロに出入りするうちにそのままこの業界に入ったという思い出がありますので、それが一番ですね。で、アニメは、仕事に入ってから自分の以外何故か見なくなってしまったんですね。なので、今、アニメにはまっていると言うことはないですね。毎週少年サンデーは読んでます。
熊谷さん
その中の作品で注目は?
高田先生
「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」ですね。
熊谷さん
あ!私も読んでます!!
高田先生
そうそう。基本的に動物が好きなので・・・。
ゲームはやる暇がないのですよ。
ずーっと昔にウィニングポストをやったっきりです。
なんか時間かかるし、目にも悪いし。
ウィニングポストは、競馬のゲームなんですけど、そのうちに本物の競馬にはまってしまったり、馬に触ったり乗ったりするほうがおもしろくなっちゃって、それっきりやっていないですね。
熊谷さん
ご自分の雰囲気、性格に近いようなアニメキャラクターがいたら教えてください。
高田先生
キャラクターは、自分の中から1部分を取り出して、特徴を大きく伸ばして描いたりするので、性格がそっくり!って事はないですね。
顔なんかは、このまま描いたら商品になりませんから(笑)
それは、理想を追求してやってます。
昔のタツノコ作品の「ポールのミラクル大作戦」のパックンに口の端が似てると言われたことはあるんですけれども・・・。
熊谷さん
今夢中になっていることはありますか?
高田先生
いま、新しいことを学習することに夢中です。
熊谷さん
何を学習されてるんですか?
高田先生
う〜ん。今内緒で学校に通っているんですよ。
熊谷さん
先生が今、生徒さんなんですか?
気になりますね。何を習っていらっしゃるんですか?
高田先生
ふふふふふ。
内緒 (^^ゞ
ホームページでそのうち書きます。
乗馬もやっているし、とにかくモノを習うのが好きなんです。
画の関係でも、色々まだまだやってみたいこともありますので、一生何かを習って、
昨日よりちょっとでも進歩できたらいいなと思っているんですけれども。
熊谷さん
馬って、すごくかわいいですよね。
でも、背が高いから馬に乗るのは大変ですよね。
大丈夫ですか?
高田先生
コツがあるんで、それさえつかんじゃえば大丈夫ですよ。
あぶみを高めにしてそれに引っ掛けて乗れば大丈夫。
熊谷さん
チャレンジしてみます!
最後に、ラジオを聞いている皆さん。そしてファンの皆さんに
高田先生
私は、まだまだ現役で、これからまだまだ沢山作品や商品が出ます。
全部集めようとなさらずに、自分が本当に欲しいものだけ、買って大切にしていただければと思います。
熊谷さん
アメリカにも行かれるんですね。
高田先生
そう。今年はどうやらアメリカから風が吹いているみたいで(笑)
6月上旬はテキサスで「Project A-kon」
7月上旬はディズニーランドのあるアナハイムで「ANIME EXPO」です。
「ANIME EXPO」の方では、20点程度の原画展を考えています。
熊谷さん
もっともっとお話を伺いたいんですが、
そろそろお時間となってしまいました。
来年の春ですね。「新・クリィミーマミ」!
高田先生
らしいんですけれども。
熊谷さん
早くみたいですね。
今日は高田先生明美先生にお話を伺いました。
高田先生、ありがとうございました。
高田先生
ありがとうございました。


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