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■ESSAY :March 2000

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高田明美の「気まぐれ更新日記」です。
不定期更新ですので、こまめにチェックしてくださいね。

なお、スタジオぴえろホームページ内の 「Atelier TAKADA」でも 主にぴえろ関連の話題で日記を連載しておりますので、あわせてお楽しみ下さい。

<久々のつれづれ日記Date: 2005.09.22

 9月もなにやらあわただしく過ぎていき、気がつけばあと1週間とちょっと…展覧会まで2ヶ月を切っているのに気がついて、ちょっと焦っています。ヨモの大病で呆然と過ぎてしまった時間。それは仕方ないかも知れません。これから、これから…

 急激に秋へと移った季節、このところ風が甘い匂いを運んできます。散歩の途中で銀木犀が咲いているのを見つけました。うーん、良い香り。虫集くなか、歩いていても気持ちのいい季節です。

白く小さな蕾は可憐です
いつの間にか枝枝に咲いていました

 深夜に入浴すれば虫の合唱もたけなわで、目を瞑って、今いる場所と、ちょっと追いつめられている時間を忘れます。虫の交響曲に浸ってリラックス。竹や檜の香りのスプレーを持って入ればすっかり温泉気分になれます。ところが、髪を洗いながら足元に目をやれば、水の中でもがく茶色い虫。まさかゴキブリ?それとも鈴虫?思わず手を伸ばして(逃げられると思っていたのに)つかんでしまいました。手の中でもがくそいつは、どう見ても茶バネゴキブリに見える。でも、もし秋の虫だったらどうしよう。悩む事しばし…ついに窓から離してやりました。手の中にある命、ゴキブリだろうが鈴虫だろうが、同じ事、そんな思いに駆られたかも知れません。台所で発見すれば、容赦なく撃退するくせに、我ながら不思議です。

 離してやったあと、手に残った触覚の切れ端で、やっぱりあいつはゴキブリだったなぁ、と思いながらせっせと手を洗いました。こんな形で「もののあわれ」を感じるのも秋だから?

 お口直しに1週間程前に撮った秋の空の写真を付けておきます。
絹糸の束をぱあっと拡げたような雲
天高く澄んだ空

 海外版PATLABORのジャケットイラストも終えて、いよいよ個展に向けて仕切り直しています。現在、やまほどのラフを描きながら、ジュエリーも創っています。お楽しみに…

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