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| ■ESSAY :March 2000 | |||||
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高田先生の「気まぐれ更新日記」です。 |
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| <ぴかぴか>Date: 2004.09.22 | |||||
| 来月になるとジュエリーカレッジに週に1回通い始めて1年になります。その間にカリキュラムの課題で完成した物はと言えば、ピンブローチ1本、ペンダントヘッド2個、リング2本‥‥って、えっ!たったの5つ!?そうなんです。彫金の道は険しくて、ヤスリの使い方も一から覚えなくてはなりませんでした。工具の種類もたくさんあって、それらの正しい使い方ちょっとしたコツを覚えるだけ で、時間がどんどん経っていきます。銀粘土で型をおこし、感性だけで創る事の出来た作品と違って、銀の地金から叩いたり、削ったり、炙ったり、磨いたりと、直に金属と格闘するのは困難の連続です。課題をこなしていくうちに、本当に少しずつ出来なかった事が出来るようになっていくのです。この地味さが本当の基礎なんですね。 厚さ3mm、幅7mmのリングを造って、図案を写し、ヤスリだけで形を彫り出していくスリ出しリングを創りあげた時には、ちょっと感動しました。磨く時も、目の細かい紙ヤスリで磨いた後に、ヘラで表面を潰してぴかぴかの鏡面に仕上げていくのです。電動のリューターを使えばもっと早いと思うのですが、これも練習…っていうか修行?こうして鏡面仕上げを尊ぶアカデミズムに嵌っていくのかなぁ。本当はマットな表面も好きだったはずなのに。銀粘土で型を作り、複製し ておいたシルバーのパーツも、仕事のちょっとの合間についいじってしまいます。こうした苦労をして磨き上げた鏡面を愛おしむあまり、せっかくに息抜きタイムに肩凝りが進んでしまったりして、逆効果かも。さすがに、このところ「やってはいけない息抜きリスト」に入れて自重しています。 そうでなくても、実は白状すると今年の夏の暑さには完全に負けていて、日中、仕事にならない時期が多かったものですから、今になって何から手をつけて良いかわからずに、思わず呆然とするくらい仕事を溜め込んでしまいました。8月に入って暑さに慣れた頃から仕事も進み始めたのですが、時すでに遅し‥‥とならないように、11月後半までのロングスパート中です。げっ、あと2ヶ月以上じゃん! 外に出ないので、写真はヨモで遊ぶ私と、つかの間の休みにろくろ初体験し、案外上手くいって気をよくしているハートのぐいのみ、またはドレッシング入れです。2週間乾燥の後、素焼きし、釉薬をかけて再度焼いて、一月半か2月後に手元に届くようです。修羅場の最中に夏の思い出が届くのか‥‥しみじみ。
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