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| ■ESSAY :March 2000 | |||||
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高田先生の「気まぐれ更新日記」です。 |
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| <にくきゅう>Date: 2004.04.28 | |||||
| なにやらつまらない時、物足りない気分の時、ライナスならたぶんおしゃぶり したくなる時、そんな時はやおら振り向いて後ろのクッションで眠っているヨモをつかまえる。そして、腕の中に抱え込んで顎の下をくすぐったり、肉球をサワ サワと撫でたりする。突然の妨害にもちろん抗議の声をあげ、それでもやがて眼を細めるなどしてお付き合い下さる位にはまるい性格に成長された、人間で言うなら今やすでに80才近くにもなろうかという同居ニャン。不燃物として燃えないゴミの日に出されていた出自も、今は昔。飼い主を自動給餌マシン及びトイレク リーナー扱いし、嫌いな缶詰は口にせず、文字通りの猫またぎ。トウのたったお姫様の様に暮らすヨモに、たまにはコンパニオンアニマルの仕事を果たして頂戴 な‥‥なんて気分に私がなったとしても仕方あるまい。 さらに、デザインモチーフとしてもう一働きしてもらうべく、細部の写真を無 理矢理撮っているこの頃。とぉころがだっ!ヨモには大事なディテールが欠けていたのです。爪が無い、全部無いっ!牙もないし前歯もあんまり無い。 その昔、先輩猫のノラに対し、まだ幼かったヨモは爪を引っ込めずに猫キック猫パンチを喰らわしていたのです。ノラの顔面は傷だらけになり失明の危機さえあったために、獣医師の薦めで爪を取る手術をしました。その後、曲がって生えた牙が唇に刺さって膿んで来たために牙も抜き、さらには寄る年波に抜けてきた前歯と、外で生き抜くためには武器になるようなものがことごとく無くなってしまったのでした。そんな事は歯牙にもかけず(無いんだもんッ)今日もマイペース。時々、ちょっと羨ましい。 足りないものは他の資料で補い、あくまで“猫の気分”を味わい、イメージモデルとしてヨモを使っていこうと思う私でした。 さて、写真は肉球と抗議のヨモ、赤坂で見かけた嬉しい看板、散歩中に見た花です。
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