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■ESSAY :March 2000

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高田先生の「気まぐれ更新日記」です。

<画集の表紙ができました> Date : 2002.01.10

 12月28・29の両日、私がふだん絵の着彩の仕事もするリビングには、たくさんのカメラ器材と照明器具、スタッフでいっぱいになり、足の踏み場もない状況になった。

 3月発売の画集の表紙の制作過程を記録するために、ビデオ2台がまわっている。下描きを完璧にやり、トレスし、パネルに貼って準備は万端。廻り続けるビデオの前でごまかしのきかない作業が続く。普段なら1つのプロセスごとに炬燵に戻り、お茶を飲んだり、ニャンコを触ったりしてくつろぐところだが、ついつい休み無しで描いてしまう。

 前回、制作過程のビデオ撮りの入った画集「MADOKA」の表紙は、サイズも小さく、モデリングペーストによる下地も作らず、背景もボカしただけだったので、1日3時間位の2日間の作業は案外楽なものだった。今度は、背景もあり、テクスチャーもありで、本当に2日間でできるのかは、自分にもわからなかった。それでも、おおまかな作業は、ほぼ2日で撮り終え、器材に占拠されていた空間が現れ、ニャンコは縄張りを確認するように歩き回る。一人になったリビングで、ちまちまと細かく描き足すこと3日間、途中、新年早々プレッシャーで胃を痛くしながらも、2001年から2002年に跨った久々の大作が完成した。まだ手を加えたい気もしたが、サインを入れることで区切りを付けて終わらせる。

 今回のPATLABOR画集は、カラー画集、モノクロドローイング集、DVDの3つが セットになったもので、絵だけではなく、私と作品との関わりをもまとめたものになる。作品が形になっていく過程も記録される。手で絵を描くことにこだわって、やってみた。「MADOKA」の時に興味を持って制作ビデオを見てくれた人、これから絵を描きたい人には、是非見て貰いたいと思っている。基本に忠実に、特別な使い方をすることはなく、色々な画材を組み合わせて使うやり方なので、きっと誰でも参考にしやすいと思う。

 さて、ドローイング集の為にラフスケッチを探したりしているうちに、思いがけないものも発掘してしまったりもしました。なんと、12年前の午年の年賀状。2002年度版は掲示板で予告しておきながら、すべて無くなってしまったので、この12年前の年賀状をお正月のプレゼントにしたいと思います。2002年度版のデザインだけはスタジオぴえろHPのアトリエでご覧になって下さい。年頭のご挨拶も、そちらの日記に書きました。どうぞよろしく。


年賀状プレゼントの応募は1月20日をもって終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
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