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■ESSAY :March 2000

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高田先生の「気まぐれ更新日記」です。

<あっ‥‥というまの夏> Date : 2001.8.23

毎月、思いついたことを書き連ねていたこのコーナー、気がつけば7月はお休 み、そうこうしているうちに8月も終わりそう。時間が「あっ」という間にたっ てしまうこの頃です。

 7月はワンコの肺炎と銀座のグループ展「FANTA X」の準備に呑み込まれ、8 月は展覧会そのものに忙殺され、虚脱しているうちに終わってしまいそう。7月 の私の様子はスタジオぴえろのHPの日記と、この公式ページのイネの日記で伺 い知ることができます。でも、さすがに2ヶ月あいちゃうのはイカンなぁと思っ て出てきました。

 8月は展覧会が終わった後、遅れていた仕事と新規の仕事をどっちを先にやろ うかとオロオロしているうちにどんどん過ぎていきました。この時間のない時期 に、こっそり東京脱出をはかったりもしているのですから、そりゃ時間もなくな る。でも、情報量の多さにフリーズしそうな頭をリスタートかけるには、私の場 合これが一番です。

 展覧会場ではたくさんの方達にお会いして、色々なお話しをしました。皆さん が私の作品を通して私自身をご覧になっているのを強く感じました。現実の自分 とのギャップ、それはそれとして、絵を通しての伝えたい気持ちはほとんどの方 には伝わっていると実感。そして、やはり一番大切なの事は総て絵の中に込めて いくこと、と思いました。頭の初期化ができたなら、しばらくどこにも行かずに じっくり自分と向き合って、自分の心の奥底の泉から汲み上げられた想いを形に する、自分にとって基本であり何より大切な作業に没頭したいと思います。

 8月末から9月頭と10月中、私の絵画人生にも枝分かれの季節がやってきま す。オリジナル作品が版画化されることになりました。10年後も20年後も、 そして命を終える日まで絵を描き続け、絵を仕事としていくために、どうやった ら良い環境をつくっていけるか長い間考えた末に、オリジナル作品での展開を考 えました。これまでのアニメの仕事にも愛着があって、もちろん続けていくつも りです。ですが、もともと色々なことや色々な描き方に興味がある質なので、仕 事の幅が拡がる事はこれに限らずやっていきたいと思っています。会場では、伝 えたいメッセージを込めた私の絵が、皆さんをお待ちしています。お近くにお住 まいの方は是非ご覧になって下さい。

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